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自転車のBBとペダル交換でラック楽!【究明、異音原因 + 激減ペダル抵抗】

更新日:

先日、自転車のBB(ボトムブラケット)をバラシてグリスアップし、ペダルの回転部にもグリスを追加することで、異音はかなり低減されましたが、違和感は残っていました。そこで、今回は、思い切って、BBとペダルを交換してみましたのでその内容を紹介します。

PexelsのG-Force Bikeによる写真

いきなり、異音の原因。

グリスアップしたあと、しばらくは、異音収まっていましたが、最近、自転車をこぐと、ある周期でパキン、パキンと鳴り始めました。前回、ペダルをバラしてグリスアップしていなかったので、ペダルをバラシてみました
因みに、シャフトを手で回してみると、ゴリゴリした違和感がありました。

シャフト先端のキャップを外すと、六角ナットの頭が見えます。

根本側に二面幅があるので、それを今回は万力で掴んで、このナットを外しました。

その前に、六角ナットを回すソケットが入らなかったので、ギザギザのU字金属は取り外しました。

ソケット

U字の金属部を取り外して、バラスとこんな感じです。ベアリングの球が落ちる場合があるので注意!

上の写真には写していませんが、ベアリングの球が入っています。

先ほど外したナットの奥にもう少し大きいナットもありました。手前には、ワッシャーもあり、どうやって外そうかと思いましたが、最終的には、奥の大きいナットサイズ用のソケットを奥まで突っ込んで外しました。

ベアリングの球。グリスの粘度で固定されてます。

ベアリングの球の移動痕があります。

移動痕の部分、色が白く変わっています。
シャフトの黒い塗装も削られています。
反対側のベアリング球押さえにも黒く筋が入っています。

今回、ベアリングの軌道部分が削られていることは分かりましたが、周期的なパキン・パキンと鳴るメカニズムまでは、状態を見ても分かりませんでした。
時々、スピードを出すために強くこいだり、自転車から降りるときに、片側のペダルに強く体重を乗せるようにしていたので、そのことが削れる原因になっていたかも知れません。

ただ、グリスアップして再度組み立てて、ペダルを手で回した時のゴリゴリした感覚は直りませんでした。ゴリゴリ感は、この削り痕が原因ですので、異音にも何らかの影響を及ぼしていると考えられます。

ペダルの交換

そこで、グリスアップだけでは直りそうにないので、新しいペダルを購入して交換しました。ちょっと、高価でしたが、まあまあカッコええです。

<安価なペダル>

実は、安価なペダルも購入しました。そのペダルの構造を確認してみると、最初のペダルの構造のように、シャフトをボルト固定ではなく、ワッシャー部の樹脂を溶かして抜け止めにしていることが分かります。樹脂の溶け具合で、回転位相で硬いところ、スムーズなところがあります。

カートリッジタイプのBBに交換

BBの方も違和感を感じました。

ペダルを変えて走ってみますと、異音自体は無くなりました。しかしながら、強くこぐと、まだ、周期的にコリコリした感覚が残っていました。YouTubeでも、カートリッジタイプのBBに交換しており、その交換方法を参考にやってみたいと思っていたので、今回BBも交換しました。ヨシ!

ヨシ、BBに交換。

交換するBBのサイズ

この自転車のBBのサイズ :シェル幅 68mm、シャフト長さ 120mm、嵌合方法 スクエアテーパ(四角軸)

他にもねじ径ピッチは BC1.37×24Tというねじ部の規格です。BCは自転車規格、1.37はネジ径、24T
は1インチあたりネジ山が24個あるという意味。(自転車-ねじ JIS B 0225にあり)

購入したBB

先程の安価なペダルというところで、構造的に簡素化されていることがあり、BBも同じように構造の簡素化が心配されたので、SHIMANO製のBBも購入することにしました。BB単品では、シャフトの回転抵抗はやはり SHIMANO製のBB の方が、滑らかに感じました。 

BBの組立です。

クランク部まで取り外しました。

詳しい、解体方法は、以前のBlogを参考にして下さい。

自転車のBB(ボトムブラケット)とペダルの分解方法【異音をなんとかしたい】 | Fun-Desire-Blog (fun-desier-blog.com)

ワンのねじ込み。(R側、右側)

錆の抑制にグリスを塗り込んで、ねじ込んでいきます。

ねじ込むのは、自転車に乗って右側のワンなので、左ねじです。

BB外し工具を使ってねじ込んでいきます。BB外し工具は工具セットから使いました。

締めるときの注意は、嵌合部で工具の掛かりが浅いので、工具を傾けて回すなどして、なめないようにする必要があります。

左側のワンは、右ねじです。

完成しました。なんちゅう、こぎ心地。

カートリッジ式のBBの組立は簡単で、短時間に完成出来ました。

組立てたあと、クランク部の回転抵抗を確認してみると・・・、めちゃスムーズです。実際に乗ってこいでみても、今までにないスムーズさに感動しました。OH!SUGOI!
SHIMANOではない方のBBでしたが、十分、スムーズです。

クランクのスムーズな揺動

まとめ

  • 今回の異音の箇所は、ペダルとBBを交換すると無くなったので、そこで発生していた。
  • ペダル部にベアリングの球が配置されており、しかも、ボールがリテーナは無く、フリーで配置されている。
  • ペダルに偏荷重を掛け続けるとそのベアリングの球により、シャフトやベアリング押えが削られていく。
  • そのことで、ガタや異音などが発生すると推測する。
PexelsのRachel Claireによる写真

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