ネットでもワイン紹介のサイトがあったり、美味しいワインがいろいろ探せますよね。ワインを買って飲んでみた感想とか、 ワインに関してちょっとだけ調べたことを紹介していきます。今回はメルローを飲んで、それに合うワインを調べてみました。意外な料理が合います。
1.ドメーヌ・ドゥ・セラーム ボトル
今回飲んだ、メルローのワインです。セラームが作ったメルローというワインです。
● Domaine de Sérame Merlot 2018
ドメーヌ・ドゥ・セラーム (フランス) のメルロー

※Domaine ドメーヌ とChateau シャトー は同じでワイン生産者を表します。
2.ワインの味と感想、生産者情報
● ワインの味は?
(一般的なメルローの味)
ワインの見た目は濃い紫色、香りはカシスやダークチェリーのよう。口当たりは滑らかで、果実味のあるワイン。質の高いメルロはワインに含まれるタンニンや酸をふくよかな甘みが覆うことで、舌触りがザラザラせず、滑らかに感じられる。このような触感が滑らかと表現される。
(個人の感想)
冷やしすぎると渋みと酸味が交わらず、少し温まってくると控えめな渋みと酸味に芳醇な香りや甘さも加わり飲みやすく、ほんわりとした時間が味わえました。
● 生産者(ワイナリー)は?
Domaine de Sérame
シャトー・ド・セラムは、フランスがローマの支配下時代からの長い歴史を持つラングドックのぶどう畑です。
● 作ってる畑はどこにあるの?
France / Langedoc&Roussillon(ラングドック&ルーション地方)


Vin de Pays / Pays d'Oc て何?
Vin de Pays(ヴァン・ド・ペイズ) は地ワイン(地酒)という意味、品質グループで、「ヴァン・ド・ターブル(一般消費用のテーブルワイン)」のひとつ上の分類です。
Pays d'Oc (ペイ・ドック)は Vin de Pays(ヴァン・ド・ペイズ)の略でd'Oc で オック地方(南部のラングドック地方)という意味で、オック地方の地酒という意味です。
3.このワインに合う料理を探してみた
●どんな料理に合う?
このワイン(メルロー)の特徴 :
やわらかくて滑らかな口当たり、果実味があります。
因みに口コミ、詳細情報 :英語のサイトです。
http://www.vinica.me/Esprit-de-S%C3%A9rame-Merlot-w93758
料理 :
旨味と濃厚ソースの料理がおすすめです。
濃厚ソースの素材は例えば、牛肉。美味しい赤身に適度にサシの入った牛肉。すき焼きなんかもいいですね。他の料理も並べてみます。牛肉という素材だけでなく、タレがポイントです。
・牛肉、すき焼き。
・うなぎ、かば焼き。
・焼き鳥、甘辛いタレがたっぷり掛かった香ばしい焼き鳥。
・濃厚ソースのお好み焼き、とか。





ブリスケ(前バラ)のすき焼き肉。
すき焼き、かば焼きなどの料理は、醤油と砂糖をベースに甘辛いタレが味付けのポイントになります。その料理に合うワインで言うと、甘味を感じる赤ワインになります。すき焼きで言うと関西風は、まず鍋にお肉に火を通してから(焼いて)から、砂糖を肉の上に乗せてや醤油などで味付けします。つまり、甘味が増しますから、ワインも濃厚で甘味を感じるワインが合います。
但し、あまり濃い味の料理だと繊細なメルローは負けてしまいます。本来は、やや薄く酸味も感じられるピノロワールの方が合わせ易いのですが、繊細なメルローで微妙な美味しいと、ん?の間のゆらぎを感じて頂きたいです。料理の味付けがあまり濃くない方におススメのマリアージュになります。
今日がちょっと シアワセ に感じるキッチンへ・・
● どんなグラスが美味しい?
飲み口広めで空気に触れやすいグラス。舌全体にゆったり広がって、果実味や甘みを強調させる。渋みもさらに柔らかく。

4.まとめ
まとめると、メルローは
・タンニンがきめ細やかなので、滑らかな口当たりで、果実味がある。
・すき焼きなどの牛肉、タレの美味しいうなぎ、焼き鳥、濃厚ソースのお好み焼きなど、濃い味の食事に合うワイン。
・但し、あまり濃い味の料理だと繊細なメルローは負けてしまいますので、本来は、ピノロワールの方が合わせ易いのですが、繊細なメルローで微妙な美味しいと、ん?の間のゆらぎを感じて頂きたいです。
・料理の味付けがあまり濃くない方におススメです。
調べて自分で試してみてワインを飲むのは楽しいです。今回は実感わかなくても、次回、ワインを買うときに味を想像しながら選んだり、購入できるのも楽しみです。
では、美味しそうなメルローを紹介します。コスパのいいメルロー、変わったメルローなど。
ジョセフ・ロッシュ メルロー
お手頃価格ながら、30社以上の航空会社が機内ワインに採用されてます。
なんちゅうボトルのワインなんや。とちょっと驚きます。
●クラレンドル・ルージュ
5大シャトーのシャトー・オー・ブリオンを所有する、クラレンス・ディロン・ワインズが造るワインです。クオリティの高いブドウを厳選し、オー・ブリオンの醸造チームが手掛けているという何とも贅沢な造りの1本。
https://www.enoteca.co.jp/item/detail/010065961
つづく