今回は、その3のおまけです。
1.ステッピングモーター(28BYJ-48)をモータドライバー(TA7291P)で回してみた。
今回はおまけなので、詳細は割愛しますが、ちょっと昔のモータードライバーが手持ちであったので、既製品のモータードライバーではなく、回路を組んでプログラム(スケッチ)も考えて回してみました。(回せたど~!) 尚、本blogはアフィリエイトにより収益を得ています。
まずは、回路図。
TA7291Pのピン番号
端子 : 番号 端子 : 記号 説明
1 : GND : グラウンド
2 :OUT1 :出力端子(モーター端子と接続)
4 :Vref : 制御電源端子(モーターの回転速度の調整)
5 :IN1 : 入力端子(デジタルでHIGH or LOW)
6 : IN2 :入力端子(デジタルでHIGH or LOW)
7 : VCC :ロジック側電源端子
8 :VS : 出力側電源端子(モーターの電源)
10 :OUT2 :出力端子(モーター端子と接続)
※ちなみに、端子番号 3と9には何も繋ぎません。
モーターの接続説明は、下記のページにあります。
https://akizukidenshi.com/download/ds/akizuki/28byj-48.pdf
その3で動作させたステッピングモーター(28BYJ-48)の動きと同じ動きをさせます。さらに、Stepper.hというライブラリーを使わないと、こんなスケッチになります。(英語いうところの、決して流暢でなく、かっちかちのサムライイングリッシュでしょうね)
void setup() {
pinMode(8, OUTPUT);
pinMode(9, OUTPUT);
pinMode(10, OUTPUT);
pinMode(11, OUTPUT);
}
void loop() {
int i,n;
i=0;
while( i<=511 ){
digitalWrite(8,HIGH);
digitalWrite(11,LOW);
digitalWrite(10,LOW);
digitalWrite(9,LOW);
delay(2);
digitalWrite(11,HIGH);
digitalWrite(8,LOW);
digitalWrite(10,LOW);
digitalWrite(9,LOW);
delay(2);
digitalWrite(10,HIGH);
digitalWrite(8,LOW);
digitalWrite(11,LOW);
digitalWrite(9,LOW);
delay(2);
digitalWrite(9,HIGH);
digitalWrite(8,LOW);
digitalWrite(11,LOW);
digitalWrite(10,LOW);
delay(2);
i=i+1;
}
delay(1000);
n=0;
while( n<=511 ){
digitalWrite(9,HIGH);
digitalWrite(11,LOW);
digitalWrite(10,LOW);
digitalWrite(8,LOW);
delay(2);
digitalWrite(10,HIGH);
digitalWrite(8,LOW);
digitalWrite(11,LOW);
digitalWrite(9,LOW);
delay(2);
digitalWrite(11,HIGH);
digitalWrite(8,LOW);
digitalWrite(10,LOW);
digitalWrite(9,LOW);
delay(2);
digitalWrite(8,HIGH);
digitalWrite(9,LOW);
digitalWrite(11,LOW);
digitalWrite(10,LOW);
delay(2);
n=n+1;
}
delay(1000);
}
とにかく、自分で調べて回すことができてうれしかったです。
最初は、リード線の接続確認を兼ねて、付属のドライバシールドを使って回したときの、その3と同じコードで動くことを確認してから、スケッチを考えてみました。
その3でやったスイッチで回していくやり方をもとに、ユニポーラで1相励磁(1つの相を1個ずつ励磁していくやり方)でやりました。
delayの時間を大きく取るとゆっくり回りますし、2より小さくすると脱調して制御にローターが追い付かず、ウーンとうなりますがモーターは回りません。
脱調も短時間(5秒くらいですかね)なら問題ないと思いますので、試しにやってみて下さい。
最初は、1相励磁で他の相は励磁しないようにすることが分からず、回りませんでした。下記のサイトを見て何となくヒラメキました。ご協力頂きありがとうございました。https://stupiddog.jp/note/archives/1209
・・閃いたときはこんな感じです。
「あ、1相だけ確実に励磁して、他の相は励磁したらあかんのちゃうか?」(恥ずかしながら、この程度の実力なのでご容赦下さい)でも、今回のように発見出来で、うまくいったときはメチャ嬉しいです。これが楽しい!です。
では、おまけなので、このあたりで。
つづく