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苔むす 緑の劇場【3】~苔のtera~【春を感じた 広隆寺】

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苔を見ながら、お寺の構図の美しさワビサビ彩りも盛り込まれた写真を見てみませんか?苔の緑と、お寺の歴史が奥深い味わいを見せてくれます。さらに、季節とひかり。ひかりの世界をご覧ください。また、そういうワクワクいいなと思う気持ちは、皆さんの数だけ違ったものがあると思います。ご自分のワクワクすると思う世界、写真、光景を是非探して、見つけてみて下さい。(今回は写真だけででも、お楽しみ下さい)

次は、広隆寺。

なんと、飛鳥時代(600年ごろ)に建てられた京都最古の寺院弥勒菩薩で有名です。

入口には、やはり仁王像。

広隆寺楼門。この門が建てられたのは、江戸時代中期。仁王はお寺の守護。「」(写真左)・「」(写真右)。

昔に思いを馳せる・・、サイレントムービーへ。

ここから、トーンを変えます。松の枝ぶりがカッコよく、またそれが、戦前のサイレントムービーを連想させます。(歌舞伎役者のような化粧の濃い、お侍が境内を横切るような気がします)

苔緑て 早春の影 いきしろく 【 プロジェクト X 】

なんのこっちゃ・・?緑色の苔の絨毯の上に長く伸びた影になぜか、春を感じます

弥勒菩薩も人間に感じた。

最後は真面目に。

この中に、弥勒菩薩半跏像「宝冠弥勒」が安置されていた。(撮影禁止なので、写真はありません)

私は、宝冠弥勒に会いに行った。

すると、彼は私にこう言った。「何しに来た?」 

私 「あなたが、何者かを見に来た」

宝冠弥勒 「何者だった?」

私 「まだ、よく分からない」

そこで、周りから声がして途絶えた。

そのあと、じっくり見ているとあることに気付いた。(これは、私の妄想?)

拝観の順路に従って、宝冠弥勒を向かって右側から見ると、何故か非常に悩んでいるようにみえた。どうしようもなく困り果てて、震えているようにも。

しかし、正面にくると不敵な笑みを浮かべて、自信満々、欲望むき出しの表情に見えた。

ところがさらに少しづつ右へ進みながら見る角度を変えて行くと、ある瞬間から、急にこの世とは思えない、極楽?この上ない穏やかな微笑みに変った。

この角度が、よく写真に撮られている角度である。何をしても許してもらえそうな、おおらかさ。「あなた自身、ありのままでいいんだよ」と言われているような。

そういう意味では、すごく、人間身があるように思った。と言うか、改めて「人間」を教えてもらった。

だから、昔つい、弥勒菩薩像を触ってしまった学生の気持ちも分かる気がする。引き込まれて、トリップするのだから・・・。

ナーンテナ。信じるかどうかは、ホンマに貴方しだい。自分の楽しみ方で宝冠弥勒像に接してみて下さい

霊宝殿の外に出たらこんな、掲示が。

そう、ついこれをやっちゃうのが、人間なんすよね。(ありのままで、ええねん)

モチロンですが、他人に迷惑を掛けることは、NGですが。

写真素材のピクスタ

このブログの前編である 苔むす 緑の劇場へ【2】~苔のtera~【春を待つ、法然院】 | Fun-Desire-Blog (fun-desier-blog.com) と一緒に見て頂ければ、よりお寺をこう見るとこんな風に感じられるんちゃいますか?というのが見れると思います。天気のいい日ひかりと影コントラストが、雨の日には、雨のしずくと均一なひかりで幻想的であったりします。勿論曇りの日も、あいまいな雰囲気とお寺の歴史が合わさってそれはそれで、そういう日も、そういう瞬間も、またもっと、そういう時代もあることを感じることができます。ここでしか、また、あなたにしか感じることができない、そんな時間と空間を見つけてみて下さい

広隆寺見どころ-修学旅行・観光ポイントまとめ - 京都ガイド (kyototravel.info)

広隆寺へのアクセス (kotomeguri.com)

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