今回は、ラズパイに機械学習させる実験の紹介。
1.こんなことやりました。(参考本紹介)
講談社 ブルーバックス の 「カラー図解 Raspberry Piではじめる機械学習 基礎からディープラーニングまで」 金丸隆志 【著】に載ってた、機械(ラズパイ)とじゃんけんする実験をやってみました。
あとで、機械学習についても少し説明します。
2.実験の概要(こんな感じでやりました)
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●赤い箱にラズベリーパイという小さなコンピュータ(CPU)の乗った基板が入ってます。(小さなパソコンです)
●細長い白い紙のようなものの先にある緑色の基板にレンズ(カメラ)があります。 |
3.実験のステップ
① 私が出したじゃんけんの手をカメラで読み取ってラズパイが理解し、
かつラズパイが自分で私に勝てる手(グー、チョキ、パー)を選んで
じゃんけんします。
ん、なアホなと思われるかもですね。
② ラズパイが自分で私に勝てる手(グー、チョキ、パー)を選ぶのは、
私が出したじゃんけんの手をカメラで読み取ってラズパイが(グー、チョキ、
パーを)理解し(理解というか、分類します)、さらに、人間の出した手を
もとにラズパイが勝てる手を学習して、実践します。その人間の手を
理解するところ、勝てる手を学習するところが機械学習する部分です。
4.実験の結果
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こんな感じです。
●黒い画面に映っているのが、私の手です。 ●ラズパイが私の手の形を理解して「パー」を表示してます。(下の絵、右側) ●ラズパイは私の出したパーに勝てるチョキを出します。青い○○で繋がってつヤツです。(下の絵、左側) |
最初は難しいですが、分かってくれば、本をそのまま試してみるとできるので、簡単です。書籍もラズパイとか触ったことがない人にも機械学習がどういうものか分かりやすく、プログラミングの部分は読み飛ばしても大丈夫です。など丁寧に書かれています。
・・と書きましたが、実際に実験してみるのは、全くの初心者の方はかなりハードル高いです。でも、最近はGoogle先生も優しく、ほぼなんでも教えてくれるので、頑張って下さい。
ソフトウエアを、もっとガッツリ勉強するなら、いっそ講習を受けるのもひとつです。(このように、現物とソフトの関連が見れるのも実験の面白いところですし、自分でやりたいことを具体的に、自分で作ったソフトで動かしてみて試行錯誤することはソフトを習得する近道になると思います)
ハードウエアの方は、ラズベリーパイもバージョンがいろいろあって、最新がラズベリーパイ「4」です。この機械学習やるには、ちょっと高額ですが、がんばって最新、ハイスペックの4を購入されるのをお奨めします。(速いです。発売されて暫くたったので、情報量も増えている)下に、購入して箱を開けてからのYouTubeチャンネルを記載します。あと、ディスプレイ(HDMI接続)も必要です。(ディスクトップのパソコンでそのディスプレイとミニHDMI用ケーブルがあれば、それでもOK)
5.ラズパイ購入から使えるようにするまで
ラズパイを購入したあと、使えるようにするまで、動画で説明されています。
ラズベリーパイ4入門キット〜NOOBSからセットアップまで
ルールを人間が考えるのではなく、データを元にして自動的にルールを決定するのが、機械学習の基本的なアイデア(考え方)なんですね。そんなことが、出来ちゃうんですね。
このことをもう少し詳しく理解して、整理して、できれば快適な住環境とか作りたいなと思ってます。
(朝起きた時に、欲しい情報を収集しておいてくれて、説明してくれるロボットとか、飼い主不在の時に、ペットの相手するロボットとか(笑))
実際にやってく中で、世界観とか、実現性、方向とか変わったり、見えてきたりないかなと思っています。(^^)
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カラー図解 Raspberry Piではじめる機械学習 基礎からディープラーニングまで ブルーバックス / 金丸隆志 【新書】 価格:1,760円 |
ラズパイ本体の購入先(参考)
Raspberry Pi 4 Model B Starter Kit Lite/ラズベリーパイ4B(4GB RAM)技適マーク付/MicroSDHCカード32GB
