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ピラミッドが入口?YM 工作機械博物館 【見所5選】~レア工作機械、これは帰れま展~

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以前、CNCタイプのペンプロッタを製作しましたが、本物のCNCがある、2019年に開業されたヤマザキ マザック 工作機械博物館の見学箇所 見所5選を紹介します。

人類が誕生してから、加工機なるものは実は、紀元前のエジプト時代から作られてきました。人力による回転動力を用いて木を削ったのです。

そんな太古の昔から、考え、作ってきた加工機は産業革命の時には、T型FORDの自動車を生産する為に電気制御でない機械構造だけで複雑な加工ができる加工機(工作機械)を作ってきました。

そこから、電子制御とすり合わせ技術(高精度の技術)を駆使して、現代の工作機械へと進化してきました。

そんな歴史を見ることが出来る、加工機好きにはたまらんヤマザキ マザック 工作機械博物館の見学箇所 見所5選を紹介します。きっと、ハマると、この加工機見てるとたまらん。何時間あっても足りず、なかなか帰れま展な博物館と思います。

第1選 グリーソン社 歯切り盤

では早速ですが、この機械はマジすごいです。これが電子制御なしで、機械構造だけで動いているとは、しかも時代でいうと1921年ごろ(大正10年ごろ)のアメリカ製です。

当時の大量生産されていたT型FORDのデファレンシャルギアを製造するための機械で、工作機械を製造したグリーソンというメーカーは今でもアメリカの加工機2大メーカーとして君臨しています。

T型 FORDとデファレンシャルギア
グリーソン社の歯切り盤

実はこの機械、ヤマザキ マザックさんが復元して整備されたので動かすことができます。頻繁に動かすと機械装置なので摩耗するため、動かすことができませんが、タイミングによっては、説明員にお願いすると動かしてもらえます。実際に動いている、貴重な映像です。加工機前のモニタではその動作を見ることが出来ます。是非。

メカだけで動かしているとは、信じられない動き(実動作映像)

説明員(聞くのを忘れましたが、恐らくヤマザキ マザックのOBの方々)がおられ、詳しい情報を教えて頂けます

第2選 精密体験室 で家族にドヤ顔と触ってニヤニヤ。

精密加工された加工品の展示室です。ある程度想像つく方もおられると思いますが、段差、表面粗さ、嵌め合い加工品の展示です。まずは、触ってみて下さい。スゴイ!、分からん!でした。
でも、家族に加工の蘊蓄を垂れたくなるコーナーです。

最初は、0.5mmの段差から、0.1mm、0.05mm、0.02mm、0.01mmまで分かりましたが、0.005mmは分かりません。言われてみれば、この辺に段差があるかな?くらいです。

お父さん、これの何がスゴイの?

わからんか? そらおまえぇ、何が何して、何するからや・・

????

(0.005mmの段差を削って、測れるんですね・・)

加工隙間の話で、φ0.24mmの隙間は、やはりカタカタ動きます。位置決めはφ0.04mmくらいの隙間にしたいですかね。(実際これは、隙間が狭いとリングを嵌めるのが難しいという体験です)

実は感覚的な隙間(ガタ)と実際の数値を体験できる貴重な加工品です。

こちらは、嵌め合いです。

第3選 最新鋭の次世代マザトロールCNC装置 i-200H

やっぱり最新鋭のCNC加工機はスゴイです。フルオートメーションで、パーツフィーダーやガントリーローダーなどのオプションもあるそうです。

ヤマザキ マザック複合加工機 i-200H

デモとはいえ、主軸をビュンビュン振り回していたのは、圧巻でした。最新鋭のマシンを直接ご覧ください。(自宅では使えませんが・・)

i-200H デモ加工

第4選 ひとつのモーターで何個動かすネン!

工作機械の動力が手動から、蒸気、蒸気からモーターと移り変わったものの、モーター初期のころは、まだまだ貴重で1つのモーターで何個もの加工機を動かしていました。(手前から、フライス盤、旋盤、奥にボール盤の3台です)

キチンと各装置にクラッチが備え付けられており、個別に動作できました。

博物館の加工機前にあるモニターで、その様子が見れます

これ全部、1個のモーターで回します。

加工機の前には、モニターが設置され、タッチパネルで加工機の動作の様子や詳細情報を確認できます。

また、館内専用 無料Wi-Fiを設定して接続し、展示加工機前にあるQRコードを読み取れば、解説や映像なども見ることができます。

第5選 これ考えた人、天才!

紀元前740年の古代エジプトでは木材の加工として、弓旋盤が考えられ、木材を工夫して回していたようです。

確かに、回せそうやわ。

中世ヨーロッパの時代ではもう少し発展させて、足踏み式にすることで、今まで2人で加工していたものを1人で加工できるようにしました。上側の木の枝がバネになりテンション張った状態になっています。手前にある凹み型のモノは加工時に刃物を置く治具のようなものです。

こういう装置?を作った時代に思いを馳せるのも楽しいです。自分なら、どうしたかなぁ?

確かに回りそうやし、作れそう!

ヤマザキマザック工作機械博物館 案内

博物館の詳しい情報です。HPのURLを載せておきます。

ヤマザキマザック工作機械博物館 (mazak.com)

※ HPに詳しいアクセス地図があります。

開館時間10:00~16:30※最終入場は16:00まで
日曜日でも、特に予約なく入館できました。
休館日月曜日 および年末年始※月曜日が祝日の場合、火曜日が休館日となります。
入館料大人 ¥500.-/名
交通電車JR線「美濃太田」駅 経由 長良川鉄道「前平公園」駅
徒歩約10分
東海環状自動車道「美濃加茂IC」より約10分
(お車でのご注意)
カーナビ等で検索すると、ヤマザキマザックオプトニクス株式会社と表示される場合があります。
工作機械博物館は、旧ヤマザキマザックオプトニクス地下工場の空間を改装・整備したものです。
ヤマザキマザック工作機械博物館 案内

マザックの整備方針

この中に、見栄えよく、美しくするという方針が掲げられています。確かにどの加工機を見ても美しいんです。だから、見飽きないんですよね。ホントに、帰れま展です。

マザックの整備方針

このヤマザキマザック工作機械博物館は、ものづくり太郎さんのYoutubeチャンネルで知り、早速行ってみました。これが加工革命!世界の現場を労働から解放する! - YouTube

そのうちに、工場はほとんどが無人化され、安価に工業製品が作られる時代が来そうな気がします。

その時になっても、進化の歴史から学ぶことがあると思うので、この歴史情報を大切にしていきたいです。(私には何もできませんが・・)また、実際の博物館は、子供も楽しめるイベントもたくさん実施されているので、子供たちがマザーマシンと言われる機械を作る機械に興味をもって、たくさん知ってほしいです。

T型FORDのデファレンシャルギアを加工するスゴイと思った歯切り盤も、自動車という作りたい製品を作る為に、作られた加工機なので、これからも作りたいものを人間の知恵で作り出し、産み出していく世の中は続いて行くんじゃないかと思える博物館でした。

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